すこやかになりたい人のブログ

給料未払いと戦う人のブログです

給料未払いが起きた時にすること①「上司、経理への確認」

会社で働いているのに給料が出ない。

給料日が過ぎたのに、お金が振り込まれていない…

 

そんな時に、どのような方法で会社と向き合えばいいのかを考えてみました。

 

お金や給料というものの考え方について

 

給料日を過ぎているのに、給料が振り込まれない…

事前通告がないのに遅れが発生している。

本来貰うべき金額の一部しか支払われていない。

 

そのような事態に遭遇することは、働いている人の中でも極稀だとは思います(思いたいです)

正社員やアルバイト、派遣、パート、日雇い…

どのような形態でも、労働に対する対価は必然です。

というか、そもそも「給料が遅れる」「未払い」という事自体に意識を向けることがないのが普通でしょう。

私自身、自分が体験するまではもちろんそうでしたし、今後の人生においてももう二度と経験したくはない出来事です。

 

よくお金が絡むと、「汚い話になってしまうから大きな声で言い辛い」「お金のことに執着している自分が恥ずかしい」という意識に陥ってしまいがちです。

アルバイトやパートとして働いている場合は、「社内での立場」という面からも、そうした意識を持つことが多いのではないでしょうか。

 

でも、よく考えて下さい。

 

ほとんどの場合、労働をする時には何らかの契約書を交わしますよね?

あるいは、求人広告を見て時給や月給、職務内容に納得してから応募しますよね。

 

自分がどんなに心惹かれる求人であっても、もらえる給料が極端に低ければ応募するのをためらうでしょう。

自分のやりたいことにどのぐらいお金を使えるのか?

今の生活水準をキープするのに、どのぐらいのお金が必要なのか?

 

生きていく上での様々な事柄とお金を天秤にかけて、私達は働いていると思います。

「働く」という時間に対する対価が「お金」であり、「給料」であるべきです。

 

だからこそ、給料の遅延や未払いに対しては、真正面から向き合う必要があると思います。

タダで働いているならボランティアと変わりませんし、生活することもままならなくなってしまいます。

お金の話は決して汚い話ではなく、とても重要な話なのです。

 

特にフリーランスや自営業として働いている方々は、その辺りに凄く気を使っていると思います。

twitter等のSNSでも、「納品したのにお金を払ってもらえなかった」「難癖を付けられて逃げられた」といった話はいくつも出てくるでしょう。

 

自分と相手が納得したのであれば、それに対する報酬は支払われるべきです。

個人と会社という関係であっても、それは全く一緒です。

 

お金の問題を「恥ずかしいこと」と思うのは自由ですが、それで損をするのは自分自身ですからね。

そして何より、それは自分の周りにいる人達にも大きな影響を与えるものなのです。

 

私は去年の6月に入った会社で給料未払いが発生しました。

総額はおよそ50万円ほど。

「大した金額じゃないじゃないか」と思うかもしれませんが、今もかなり苦しい思いをしていますし、金額が問題なのではありません。

 

そこに務めていた社員、パートのほぼ全員が今も未払いの状態のまま苦しんでいます。

私の先輩社員は、給料遅れから家庭が崩壊し、実際に離婚にまで至っています。

その方の奥さんから会社に何度も電話がかかってきましたし、私がそれに対応したこともあります。

 

労働者として当然の権利である給料が遅れれば、そういった苦しい出来事も生まれてしまうのです。

 

繰り返しますが、自分の立場や金額は重要ではないと思います。

人間社会で生きる以上、どのような理由があろうとも、労働に対する対価は支払われるべきです。

会社と戦うためにも、私がとった行動を残しておきたいと思います。

 

給料未払いが起きた時にすること①「まずは上司、経理への確認」

 

給料が遅れているor未払いであるのなら、まずその状況を会社に聞く必要があります。

自分の上司でもいいですし、経理を担当している方に聞いてもいいと思います。

小さな会社であれば、直接社長に聞くのもOKです。

 

これは、会社側が「未払いに対してどのような考えを持っているのか?」を知る上でとても重要なことです。

この返答次第では、後々の行動も変わってくると思います。

 

そしてもう一つ大切なのが、「雇用契約書を確認すること」です。

 

例えば、私の場合は「15日締めの翌月月初払い」という雇用契約になっていました。

月初というのは、基本的に1日のことを指します。

 

給料日である月初が土日の場合、その前の月の最終営業日が給料日であるはずです。

※支払方法が銀行振込の場合、給料日が土日や祝日の場合は、翌営業日となることもあるようです。

 

私のいた会社は、給料の支払方法は「手渡し」であったため、銀行振込は関係ありません。

具体的に言うならば、2019年9月1日は日曜日でした。

そのため、給料日は2019年8月30日の金曜日の筈ですが、その日に支払われることはありませんでした。

 

雇用契約書には締め日と給与額、支払日が書かれている筈ですので、その部分を確認した後、しかるべき相手に確認をとることが必要です。

 

担当者が手続きを忘れていた、銀行振込と処理の都合上翌日になってしまう、経営状況が悪く支払えるお金がない…などなど理由は色々あると思います。

ただ、給与振込は「給料日の午前10時までに引き出せるようにしなければならない」と労働基準法で定められています。

 

遅れているのであれば、基本的に労働基準法に違反する可能性があります。

 

雇用契約書を見て、担当者に確認する。

その上でいつ支払うのかをはぐらかしたり、「会社の経営が大変なんだ」と開き直ったりした場合。

次の手順としては、「労働基準監督署に相談する」ということになるかと思います。

 

私の実体験を元に、引き続き未払いとの戦い方を書いていきたいと思います。