はじめまして、はやかわです。
早速ですが、私が就職詐欺に引っかかってしまった経緯を書いていきたいと思います。
これは、賃金未払いに至った経緯ともなるものです。
私のように安易に転職先を決める人は多くはないかと思いますが、こういった状況に陥らないためにも、目を通して頂けると嬉しいです。
転職サイトを使っての転職活動
まず、私は2019年6月までフリーターとして生活していました。
これはやりたい事を優先していたためで、貯金はほぼゼロ。
時給にて月190時間ほど働いていたのですが、もっと生活を安定させたいという思いから、就職する道を選びました。
実はフリーター以前にシステムエンジニアとして少しだけ働いていたこともあり、再就職するならIT業界かな…と考えながら、色々な求人情報を読んでいました(2019年3月頃)
私が見ていたのはマイナビ転職という求人情報サイトです。
今考えるとレバテックやGeeklyなど、ITに特化した転職サイトは結構充実しているのですが、当時の私は特に理由もなく、検索結果で出てきたサイトの中からマイナビを選んだのでした。
*就職先や転職先の業界が明確に決まっている人は、その業界に特化した求人情報サイトを使うのがいいと思います。
マイナビの求人にいくつか気になるものがあり、受けてみようと応募すると、様々な転職エージェントからメールが届きました。
求人紹介サイトは企業と直でやりとりをするのではなく、転職エージェントを介して求職者の転職活動をサポートするものが大半です。
求人に応募する中で、私はおよそ4社ほど人材紹介会社とやりとりをしました。
その中の一つに、私が就職した人材紹介会社があったのです。
人材紹介会社の面接を受ける
フリーター時代は、ニッチな業界のライター業を行っていました。
一日およそ8000~10000文字の文章をひたすら書いて校正して…という仕事です。
前述した通り、過去にはシステムエンジニアとしての就業経験がある私は、その二つを上手く活かせるような就職先がないかと求人を探していました。
その中で見つけたのが、いわゆるWebディレクター職と呼ばれるもの。
一般的なWebディレクター職とは少し毛色が違うものでしたが、フリーター時代に身を置いていたそのものズバリな業界の求人だったのです。
凄く簡単に言うならば、サイトの立ち上げやコンテンツの提案、文章校正などを考える業務内容でした。
ライターとしての経験と、エンジニア的な観点。
自分の経歴の全てを活かせると思った私は、すぐに求人に応募しました。
そして数日と経たない内に、人材紹介会社の担当の方と面談を行うことになったのです。
人材紹介会社からのお誘い
Webディレクター職の求人を扱っている会社は大手のような人材紹介会社ではなく、立ち上げから3年ほどのこじんまりとした会社でした。
人材紹介会社の人と実際に会って面談をするのはその時が初めてで、そのような業界があることすら、当時の私はよくわかっていませんでした。
ただ、担当の方の年齢が自分と近く、印象も非常に良かったため、転職活動以外の様々な話をすることができました。
会社として持っている求人数自体は少ないものの、私に対して多くの時間をかけて、色々な提案やいくつかの求人を紹介してくれたのです。
結果としては、そのWebディレクター職は求人をクローズ(充足、または取り下げ等による募集終了)し、私が面接まで進むことはなかったのですが、紹介してくれた会社とは引き続きやりとりを行うこととなりました。
そのうちに、担当の方から「うちの会社に来ませんか?」というお誘いを受けることになったのです。
少し長くなってしまったので、続きはまた別の記事にしたいと思います。